「新しい生活様式」が今後の生活の仕方として確立していく中で、教育・保育施設の社会的役割とともに、“3密”をどう防ぐかと苦慮しているところです。幼稚園の集団生活では、保育者は子どもを抱っこしたりおんぶしたり、子どもと遊びの中で様々な関わりを持って保育をし、また、子ども同士も遊びや活動を通して成長していきます。防げない密もあることをご理解いただくとともに、感染防止の為、以下の取り組みをご家庭と幼稚園が一丸となって努力していきたいと考えています。
◎幼稚園における取り組み
①教職員が37℃未満であっても平熱より高い時や呼吸器疾患症状の場合は出勤停止。
②保護者や出入り業者の園舎内への立ち入り禁止。
③手洗いやマスクの着用を含む咳エチケットの徹底。
④園舎への出入りの際の手指のアルコールジェルによる消毒。
⑤接触感染対策シートをドアノブ等へ貼付。
⑥登園時は、サーモグラフィカメラによる体温チェック。【1回目】
⑦園児の降園後、夜間に弱酸性次亜塩素酸水をドライミストで拡散させる移動式高機能空気清浄機(2台)を稼働。
◎日常の保育において
①保育室の密を防ぐ為に、年中組・年少組は園舎東側の保育室3部屋をまん中で仕切り直し2部屋に分けて、
年長組は遊戯室を使用、0~2歳児は保育室に余裕が有り現状で使用。
②保育室・遊戯室内の定期的な換気並びに空気清浄機設置(各保育室)。
③密集する空間を作らないよう、「園行事の見直し」や「保育環境(場所・時間・内容)の工夫」
④給食時の園児テーブルの仕切り板を設置(0.1歳児は机の間隔を空け、保育者がフェイスガードを使用)。
⑤昼食時に非接触型体温計による体温測定。【2回目】
⑥園児が共有して使用する遊具・教具をこまめに消毒する。
◎スクールバスでは
①スクールバスの乗車定員を半分にして運行。
②スクールバス内の多くの手が触れる場所を登園前と降園前に消毒。
③バス乗車の際、運転手・添乗者・園児の検温と手指消毒の徹底。
◎ご家庭にお願いすること
①「家庭で行う健康観察の記録表」を確実に実行してください。
登園にあたって、園児の体温が37℃未満であっても平熱より高い時や咳、風邪症状、だるさ等の症状が認められる場合には、
登園をお断りします。
また、発熱等が認められた場合については、解熱後24時間以上が経過し、症状が改善傾向となるまでは登園できません。
※発熱や咳等の症状、感染症防止のため登園を控える→ 欠席扱いにしません。
②マスクの着用(0.1歳児を除く)とうがい、手洗いの徹底。
③園児送迎の際は、保護者の方もマスクの着用の徹底。
④休養、栄養を十分にとるように心掛けてください。
⑤2号・3号認定の方は、時差出勤等で保育時間短縮が可能な方はご協力ください。
⑥新型コロナウイルス感染症の濃厚接触疑いの方がご家庭にいる場合は、幼稚園へ申し出てください。